大規模木造建築の構造設計お悩み解決サイトWoody Again(ウッディ・アゲイン) » 軸組だけじゃない!木造建築で意匠の幅を広げる様々な工法を解説 » 軸組工法

軸組工法

木造建築における軸組工法について説明します。まず、軸組工法とはどのような工法なのか、構造材の種類や使用方法などの説明と併せて紹介していきます。

さらに、軸組工法を使用すると、どのようなメリットがあるのか、また、どのような建物によく使用されているか、について取りあげます。最後に、さまざまな工法やつくりに対応している中で、軸組工法に対して実績のあるオススメの構造設計事務所をみていきましょう。

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軸組工法とはどんな工法か?

軸組工法は、建築構造の木構造の工法の1つであり、古くから用いられてきた日本伝統の工法です。縦の構造材である柱に、横の構造材である梁を組み合わせ、斜めに構造材を入れて補強することで、建物を支えるのです。

斜めに入れる構造材は、筋交いと呼ばれています。柱、梁、筋交いを使用して空間上で点を結ぶようにして建物を構築していき、設計の自由度が高くなります。さらに、筋交いの適切な配置により、耐久性が高くなります。

軸組み工法の画像

木造建築で軸組工法を使うメリットは?

柱と梁で構成されていることにより、壁の設置箇所の選択肢が多いため、さまざまな間取りに対応できることが、軸組工法の大きなメリットです。

要望に応じた増改築がしやすく、狭小地や変形地など、土地の形状に応じた敷地の有効活用ができます。広い空間がある間取りや開放的な窓を取り入れた住宅も実現可能です。入居者が、間取りのこだわりが強い場合や、リフォームする際に間取り変更を考えている場合は、この工法がオススメです。

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本サイトでは、軸組み工法に対応している構造設計事務所を10社以上ご紹介しています。会社ごとに各工法や大中規模、住宅、非住宅など、主に扱っている案件によって得意な分野がある場合が多いので、対応する案件に適した特徴を持っているかを確認しながら探しましょう。

意匠設計の意図をしっかり汲んだ構造設計に対応してくれるか否かも大きなポイントです。また、木造建築の経験則を多く持っていることや、意匠を実現するための技術を持っていることも重要なところ。技術は対応できる工法数が多い構造設計事務所がおすすめです。

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