木造のほかに、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・Pプレキャストコンクリート造などを扱い、公共建築から住宅まで、さまざまな建築の構造設計監理を行っています。北海道という地域に根差した建築設計に携わりながら、地球環境や社会に一石を投じる設計を目指しています。建築家・施工者と協同し、工学的な見方から多様な提案をすることで、実現する建築構造物は、オーナーやユーザー、および社会にとって、付加価値が高くなるのです。
構造設計に関する功績として、「りすた 夕張市清水沢都市拠点複合施設」で、令和2年度(第33回)北海道赤レンガ建築賞を授賞し、「籤」で2018年(第13回)日本構造デザイン賞を受賞するなど、数々の受賞実績(※)があります。
公共建築から住宅まで、木・鉄骨・RC・PC造など、さまざまな建築構造の設計監理を実施しています。また文化財補強設計やコンサルティングなど、多様なプロジェクトに携わっており、構造架構が建築空間に付加価値を与える設計を常に心掛けています。
そのほかに、構造系・意匠系・研究室在籍前の学生たちを対象に、構造模型製作を中心として、建築家との打合せの同席、現場視察の同行、建築やオープンハウスの見学などにより、構造設計の実務を体感してもらう活動をしています。
数多くの対応実績のある建築物のうち、木造について、実施例をいくつか示します。
木造在来軸組工法で建てた戸建住宅の「河畔の家」は、やや不整形なL型の敷地ながら、河川と公園に接する利点を生かしています。ディテールは、構造材の見せ方・隠し方、光の取り入れ方に奥行きを感じさせます。
次に、木造在来軸組工法+ずらし方杖架構を採用した「認定こども園日本赤十字社釧路さかえ保育園」は、北海道産のカラマツ集成材を多用する木造建築です。方杖全体でアーチ状に似た配置とし、屋根水勾配に合わせてレベルをずらすことで、有機的な樹状の雰囲気を醸し出しています。
木造建築の構造設計に対して実績の浅い業者も多い中、業者の選定を十分に考慮しなければ、意匠設計が構造設計に反映できていないということにも、なりかねません。そのため、複数の構造設計事務所のそれぞれの特徴を正しく把握する必要があります。
山脇克彦建築構造設計では、建築の構造設計監理を行い、造架構が建築空間に付加価値を与える設計を常に心掛けています。
公式サイトに記載がありませんでした。
所在地 | 北海道札幌市中央区大通東3丁目1-36 パークホームズ札幌大通東903号 |
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アクセス | 地下鉄東西線 バスセンター前駅5番出口から徒歩1分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
電話番号 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
公式サイトURL | https://www.yamyam-e-design.jp/ |
大規模木造建築に対応する構造設計事務所のうち、対応できる工法の種類が豊富な3社をご紹介します。
工法の種類が多いということは、それだけ叶えられる意匠の幅が広いということ。
各事務所の“強み”にも注目して、相談先を探しましょう。
※対応工法例は、公式HPに表記のある工法のみを記載しています。
※選出した3社は2022年2月7日調査時点で「木造建築構造設計」というキーワードでGoogle検索し表示された木造建築に対応する31社の中から、大規模建築に対応する22社を抽出し、その中で公式HPに記載された工法が多い3社を選定しています。